遠方のお墓は現地に行かずに墓じまいできる?郵送で進められることと立ち会いが必要な場面

遠方のお墓は現地に行かずに墓じまいできる?

実家のお墓が遠くにあり、年に一度帰るのも大変になってきた。そんなときに気になるのが「現地に何度も行かずに墓じまいはできるのか」です。墓じまいの手続きの多くは、郵送と代理で進められます。一方で、お寺とのやりとりや、遺骨の取り出しの日など、遠方だからこそ手が止まりやすい場面もあります。この記事では、現地に行かずに進められることと、立ち会いが必要になりやすい場面、現地に行く回数を減らす段取りを整理します。

先に結論

・改葬許可の申請は、多くの市区町村で郵送で受け付けています。行政書士が代理で申請することもできます
・管理者の証明、移す先の受入証明も、郵送でのやりとりで集められることがほとんどです
・お寺との話し合いと、遺骨の取り出しの日は、現地での対応が必要になりやすい場面です
・段取りを先に組めば、現地に行くのは1回、場合によっては行かずに終えることもできます

目次

①現地に行かずに進められること・現地での対応が必要になりやすいこと

手続き現地に行かずに進められるか
改葬許可の申請多くの市区町村で郵送で申請できます。行政書士が代理で申請することもできます
今のお墓の管理者の証明霊園や公営墓地は郵送で出してもらえることが多いです。お寺は先に電話や手紙で事情を伝えておく必要があります
移す先の受入証明移す先が近くにあれば、そこで受け取れます。遠方の墓地から送ってもらう必要はありません
名義の確認に必要な戸籍本籍地が遠くても、郵送で取り寄せたり、近くの役所の広域交付で取ったりできます
閉眼供養・遺骨の取り出しお寺や石材店に任せられる場合もありますが、立ち会いを求められることもあります
墓石の撤去・区画の返還石材店に依頼すれば、立ち会わずに終えられることが多いです
自宅のリビングで遠方のお墓の写真と書類を見比べる夫婦

遠方からでも書類は郵送でそろえる

②遠方の墓じまいで手が止まりやすいところ

場面止まる理由
何年もお寺と連絡を取っていないいきなり墓じまいを伝えると話がこじれ、証明をもらえないことがあります
お墓に誰が入っているか分からない改葬許可は遺骨ごとです。現地で墓石を見られないと、戸籍や過去帳から確かめるしかありません
役所の様式が自治体ごとに違う遠方の役所の様式や添付書類を、電話で確かめながら進めることになります
取り出しと納骨の日程が合わない遺骨を取り出してから納骨まで間が空くと、一時的な保管先が必要になります

管理者と連絡が取れないときは先に確認を

お寺が無住になっている、村の共同墓地で管理者が分からないといった場合は、役所に申立書などを求められることがあります。遠方だと現地で確かめにくいため、最初に役所へ扱いを確認しておくと、後から止まりません。

管理者がいない場合の扱いはお寺と連絡が取れない・廃寺になった場合の改葬許可、証明の取り方は埋葬証明書とは?で説明しています。

③現地に行く回数を減らす段取り

1

お墓の状況を整理する
所在地、管理者、名義、分かる範囲で納められている方を書き出します。

▼

2

お寺・霊園に電話と手紙で伝える
いきなり書類を送らず、事情を伝えてから証明をお願いします。

▼

3

書類を郵送でそろえ、改葬許可を受ける
戸籍、証明、受入証明をそろえ、郵送か代理で申請します。

▼

4

取り出しと納骨の日をまとめて決める
石材店と移す先の日程を合わせ、現地に行くのは取り出しの日の1回にします。

全体の流れと期間の目安は、墓じまいは何から始める?でまとめています。

遠方のお墓をしまいたいけれど、何度も帰るのは難しいという方は、お墓の所在地と、移したい先の地域をLINEでお知らせください。現地に行く回数をできるだけ減らす段取りをお伝えします。

LINEで遠方の墓じまいを依頼する

④フジ行政書士事務所にお任せいただけること

お任せいただけること内容
遠方の役所とのやりとり様式や添付書類を確かめ、改葬許可の申請を代理で行います
戸籍・証明の手配本籍地が遠い戸籍の取り寄せや、管理者への証明のお願いを郵送で進めます
お寺・霊園への連絡のお手伝い事情を伝える手紙の準備など、話がこじれないよう進め方を一緒に考えます
日程の調整許可の見込みに合わせて、石材店・移す先との日程を組みます
内容料金(税込)
個別の書類作成20,000円〜
ライトサポート / スタンダードサポート35,000円 / 55,000円
フルサポート120,000円

交通費・郵送費・証明書の発行手数料などは別途実費です。墓石の撤去や新しい納骨先の費用は別にかかります。

山あいの古い墓地で墓石の撤去作業をする石材店の作業員

撤去は石材店に任せ、立ち会いは最小限に

よくある質問

Q. 現地に一度も行かずに墓じまいできますか?

書類の手続きは郵送と代理で進められます。遺骨の取り出しや閉眼供養の立ち会いをお寺や石材店に任せられれば、現地に行かずに終えられることもあります。

Q. 改葬許可は郵送で申請できますか?

多くの市区町村で郵送の申請を受け付けています。様式や添付書類は自治体ごとに違うため、先に確かめてから送ります。

Q. 受入証明は遠方の墓地に送らないといけませんか?

受入証明は移す先で出してもらう書類です。今のお墓がある遠方の墓地に送る必要はなく、申請先の役所に提出します。

Q. 何年もお寺と連絡を取っていません。どうすればいいですか?

いきなり書類を送るのではなく、まず電話や手紙で事情を伝えます。話の進め方は、お寺とのこれまでのお付き合いを伺ったうえで一緒に考えます。

遠方のお墓をどうすればよいか迷っている方は、お墓の所在地とお墓の名義をLINEでお知らせください。必要な手続きを整理してお伝えします。

とりあえずLINEで相談する フジ行政書士事務所ホームページ

全国対応(大阪・箕面の事務所より郵送・オンラインで対応)

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この記事を書いた人

フジ行政書士事務所(大阪府箕面市)の行政書士。大阪府行政書士会所属、登録番号第24261915号。墓じまい・改葬の書類作成と手続きをお引き受けしています。

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