親の墓じまい、子どもはどう関わる?親子で決めておきたいことと、手続きを進める人

親の墓じまい、子どもはどう関わる?親子で決めておきたいことと、手続きを進める人

「元気なうちにお墓をしまっておきたい」。親からこう切り出されて、戸惑う方は少なくありません。賛成したい気持ちはあっても、何から決めればいいのか、手続きはだれがするのか、自分は遠方に住んでいて動けないなど、気がかりがいくつも出てきます。

この記事では、親から墓じまいの話が出たときに、親子で決めておきたいことと、手続きをだれがどう進めるかを整理します。

この記事のポイント

・親が元気なうちに進める墓じまいは、親が名義人として手続きできるため進めやすくなります
・親子で先に決めておきたいのは、遺骨の移し先、費用、親族への説明、お寺との話、手続きを進める人です
・親が高齢で動けない、子が遠方に住んでいるときは、手続きの分担を先に決めておく必要があります

目次

①親から墓じまいの話が出たとき

親が墓じまいを考える理由と、子どもが戸惑う理由は、すれ違いやすいものです。

立場よくある気持ち
親子どもにお墓の負担を残したくない。体力のあるうちに自分で片づけておきたい
子どもまだ早いのではないか。先祖のお墓をなくしてよいのか。自分が何をすればよいか分からない

どちらの気持ちも自然なものです。ただ、気持ちの話だけで止まっていると、親が高齢になって動けなくなったり、亡くなった後に子どもが一から進めることになったりします。話が出たときに、具体的に何を決めればよいかを整理しておくと、親子どちらにとっても負担が軽くなります。

②親が元気なうちに進める場合と、亡くなった後に進める場合

比べること親が元気なうちに親が亡くなった後に
手続きをする人名義人の親本人が申請できるお墓を引き継いだ人(多くは子ども)が名義を引き継いでから進める
決め方親の考えをもとに決められる親の考えが分からず、兄弟や親族で意見が分かれることがある
お寺との話長年のつきあいのある親が話せる子どもがお寺との関係を一から作ることになる
必要な書類比較的少なくて済む名義の引き継ぎや、親族の確認のための書類が増えることがある

親が元気なうちに進めるほうが、手続きの面ではずっと進めやすくなります。親が亡くなった後に進める場合の注意点は、墓じまいの責任者は誰?で説明しています。

実家のリビングで高齢の両親と娘がテーブルを囲んで話し合っている様子

親が元気なうちのほうが、決めることは少なくて済む

③親子で決めておきたいこと

1

遺骨をどこに移すか
永代供養墓、納骨堂、樹木葬、子どもの住まいの近くのお墓など。親が入る予定の場所も一緒に考えます。

▼

2

費用をだれが負担するか
墓石の撤去、移す先の費用、お寺へのお礼など。親が出すのか、子どもが分担するのかを決めておきます。

▼

3

親族にどう伝えるか
親の兄弟や、同じお墓に縁のある親族に、だれがどう説明するかを決めます。

▼

4

お寺にどう話すか
お寺の墓地の場合は、話を切り出す時期と、だれが話すかを決めておきます。

▼

5

手続きをだれが進めるか
役所への申請、お寺や移す先とのやりとり、工事の立ち会いを、だれが受け持つかを決めます。

親から墓じまいの話が出て、何から決めればよいか迷っている方は、お墓の所在地と、お墓の名義がだれになっているかをLINEでお知らせください。親子で決めておきたいことと、必要な手続きをお伝えします。

LINEで親の墓じまいを相談する

④手続きはだれが進める?

改葬許可の申請は、原則としてお墓の名義人(墓地の使用者)が行います。名義人が親であれば、親が申請者になります。子どもが代わりに動く場合は、親からの委任状や承諾書を用意して進めることになります。

家族の状況考えたい進め方
親が元気で、近くに住んでいる親が申請者になり、子どもが書類集めや連絡を手伝う
親が高齢で、役所やお寺に出向くのが難しい親の委任を受けて、子どもや行政書士が手続きを進める
子どもが遠方に住んでいる現地でのやりとりと書類の手続きを分け、郵送で進められるところは郵送にする
お墓の名義が祖父母のまま先に名義をだれが引き継いでいるかを確かめる必要がある

墓じまい全体の流れは墓じまいは何から始める?、遠方のお墓の進め方は墓じまいの代行を行政書士に頼むと何をしてもらえる?で説明しています。

⑤親の墓じまいでつまずきやすいところ

つまずきやすい点内容
話が進まない親は進めたいのに、子どもや親族が気持ちの整理がつかず、話が止まったままになる
親の体力話がまとまったころには、親が役所やお寺に出向くのが難しくなっている
兄弟の意見費用の分担や、移す先について兄弟で意見が分かれる
古い名義お墓の名義が祖父母のままで、親が名義人になっていなかった
お寺への切り出し長年のつきあいがあるぶん、親がお寺に言い出しにくい
都会の部屋で男性がタブレットのビデオ通話で離れて暮らす母親と話している様子

離れて暮らす親子は、手続きの分担を先に決めておく

⑥フジ行政書士事務所にお任せいただけること

お任せいただけること内容
進め方の整理親子で決めておきたいことと、手続きの順番を整理します
名義の確認お墓の名義がだれになっているか、引き継ぎが必要かを確かめます
改葬許可申請親の委任を受けて、改葬許可申請の書類を整え、申請を進めます
お寺・移す先とのやりとり証明のお願いや受入証明の手配を進めます。遠方のお墓も郵送で対応します
内容料金(税込)
個別の書類作成20,000円〜
ライトサポート / スタンダードサポート35,000円 / 55,000円
フルサポート120,000円

交通費・郵送費・証明書の発行手数料などは別途実費です。墓石の撤去や新しい納骨先の費用は別にかかります。

よくある質問

Q. 親が生きているうちに墓じまいをしても問題ありませんか?

問題ありません。名義人である親が自分で申請できるため、亡くなった後に進めるよりも手続きは進めやすくなります。

Q. 親の代わりに子どもが手続きを進められますか?

親から委任状や承諾書をもらえば、子どもが代わりに進めることができます。書類の形式は市区町村によって違うため、申請先で確認が必要です。

Q. 子どもが遠方に住んでいても進められますか?

進められます。役所への申請やお寺とのやりとりは郵送で進められるところも多く、現地での立ち会いが必要な場面を減らすこともできます。

Q. 墓じまいの費用は親と子のどちらが払うものですか?

決まりはありません。親が出す、子どもが分担するなど、家族ごとに違います。後で揉めないよう、先に話し合っておくことをおすすめします。

Q. 兄弟が墓じまいに反対しています。どうすればいいですか?

反対の理由を確かめることが大切です。移す先や費用、手続きの全体像を具体的に示すことで、話し合いが進むこともあります。

親から墓じまいの話が出て、どう進めればよいか迷っている方は、お墓の所在地とお墓の名義をLINEでお知らせください。親子で決めておきたいことと、必要な手続きを整理してお伝えします。

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全国対応(大阪・箕面の事務所より郵送・オンラインで対応)

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この記事を書いた人

フジ行政書士事務所(大阪府箕面市)の行政書士。大阪府行政書士会所属、登録番号第24261915号。墓じまい・改葬の書類作成と手続きをお引き受けしています。

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