「お寺とは何十年も付き合いがない」「法要にも行っていないから、勝手に墓じまいしても大丈夫だろう」。そうお考えの方は少なくありません。しかし、付き合いの有無にかかわらず、寺院墓地のお墓を整理するには、管理者であるお寺との手続きが必要です。
この記事では、お寺との付き合いがない方が墓じまいで知っておきたいことと、ケースによって進め方が分かれるポイントを整理します。
この記事のポイント
・お墓の土地は自分のものではなく、お寺から認められた使用権にもとづいています
・改葬許可の申請には、原則として今の墓地管理者の証明が必要です
・費用は総額50万〜150万円が目安で、まったく費用をかけずに終えることはできません
・お寺と直接やり取りしにくい方も、書類の準備や進め方を行政書士に頼めます
①「付き合いがない」でも関係は続いている
法要や行事に参加していなくても、お寺の敷地にお墓がある以上、使用者としての関係は自動的には消えません。無断で墓石を撤去し遺骨を持ち出すと、原状回復や損害賠償を求められたり、法律に触れたりするおそれがあります。石材店も、管理者の了解なしには工事を受けてくれません。
| 費用の項目 | 目安 |
|---|---|
| 墓石の撤去 | 1㎡あたり10万〜20万円 |
| 閉眼供養のお布施 | 3万〜10万円 |
| 離檀料(任意) | 3万〜20万円 |
| 新しい納骨先 | 合祀3万〜10万円、永代供養墓10万〜50万円など |
事情を丁寧に伝えれば、理解を示してくださるご住職がほとんどです
②気をつけたいこと
長年の管理料の未納や、離檀料の請求に慌てない
連絡を取ったとたんに、長年の管理料や高額な離檀料を求められることがあります。離檀料に法的な支払義務はありませんが、その場で払う・払わないと答えず、内容を確認することが大切です。お寺が廃寺になっていたり、住職と連絡が取れなかったりする場合は、管理者を調べるところから始める必要があります。
③ケースによって進め方が分かれる3つのポイント
お寺と連絡が取れるか
住職と連絡が取れるか、廃寺になっていないか、近くのお寺が管理を引き継いでいないかによって、最初にすることが変わります。
管理料の未納や、離檀料の話があるか
契約の内容や請求の中身によって、どう応えるか、どこまで話し合いが必要かが変わります。
どこへ移し、どこまで費用をかけられるか
合祀墓、永代供養墓、納骨堂、樹木葬など、移す先とご予算によって進め方が変わります。
この3つは、ご相談の際に一緒に確認します
お墓のあるお寺と所在地、最後にお寺と連絡を取った時期、移す先のご希望をお知らせいただければ、どこに連絡し、何から進めるかを整理します。
まずはご家族で、これからのお墓の方向性を共有することが第一歩です
④フジ行政書士事務所にお任せいただけること
| お任せいただけること | 内容 |
|---|---|
| 管理者の調査 | 廃寺や連絡が取れない場合に、今の管理者を調べます |
| お寺への書面 | 墓じまいの意向を伝える文書や依頼文書を作成します |
| 改葬許可の申請 | 必要書類の取りまとめから申請まで行います |
| 全体の段取り | 石材店・新しい納骨先との日程を組み立てます |
料金
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 個別の書類作成 | 20,000円〜 |
| ライトサポート / スタンダードサポート | 35,000円 / 55,000円 |
| フルサポート | 120,000円 |
交通費・郵送費・証明書の発行手数料などは別途実費です。墓石の撤去や新しい納骨先の費用は別にかかります。詳しくはご利用料金をご覧ください。
よくある質問
Q. お寺に連絡せずに墓じまいはできませんか?
原則としてできません。ただ、ご本人が直接やり取りする負担を減らせるよう、書面の準備や進め方をお手伝いします。
Q. 何十年も管理料を払っていません。請求されますか?
契約の内容によっては請求されることがあります。請求の中身を確認したうえで、進め方を一緒に考えます。
Q. 費用をほとんどかけずに済ませたいのですが。
墓石の撤去と新しい納骨先の費用は必ずかかります。ご予算に合わせた選択肢を一緒に考えます。
Q. 遠方のお寺でも頼めますか?
はい。全国対応で、郵送・オンラインで進めます。
お寺との付き合いがなく、どこに連絡すればよいか分からない方は、お墓の所在地とお寺の状況をLINEでお知らせください。何から進めるかを一緒に整理します。
とりあえずLINEで相談する フジ行政書士事務所ホームページ全国対応(大阪・箕面の事務所より郵送・オンラインで対応)
