「兄弟姉妹が5人いて、話がまとまらない」「代襲相続人がいるが、顔も名前も分からない」「親族と20年以上、連絡を取っていない」。墓じまいのご相談で、石材店の見積もりより先に行き詰まるのが、この「人」の問題です。
墓石の撤去自体は数日で終わります。しかし、誰が中心になって進めるのかがあいまいなまま着手すると、後から「聞いていない」という声が出て、お寺や霊園まで巻き込んだ話し合いになることがあります。この記事では、相続人や親族が多い場合の墓じまいで知っておきたいことと、判断が分かれるポイントを整理します。
この記事のポイント
・お墓は相続財産ではなく祭祀財産で、原則として1人が承継します
・改葬許可の申請に、親族全員の同意書は制度上求められていません
・ただ、トラブルの多くは「事前に一言なかった」ことが原因です
・関係者の確認や説明の書面づくりから、行政書士がお手伝いします
①相続財産とお墓の違い
| 比べる点 | 預貯金・不動産など | お墓・仏壇など |
|---|---|---|
| 分け方 | 相続人全員で遺産分割 | 分けずに原則1人が承継 |
| 相続放棄との関係 | 放棄すれば取得しない | 放棄しても承継できる |
| 名義 | 登記・口座の名義 | 霊園・お寺の使用者名義 |
親族が多いほど、着手前の情報共有が墓じまいの成否を分けます
②気をつけたいこと
遺骨を移した後の抗議は、元に戻せない
墓石を撤去し遺骨を移した後で「勝手にやった」と言われても、元には戻せません。問題になるのは同意の有無より「知らされていなかった」という点であることが多く、着手前の伝え方が大切です。すでに親族の意見が対立している場合は、行政の手続きだけでは解決できません。
③判断が分かれる3つのポイント
お墓の名義が誰になっているか
名義人がご自身か、兄弟か、すでに亡くなっているかによって、承継の手続きや承諾書の要否が変わります。
声をかけるべき親族の範囲
代襲相続人がいる、連絡先が分からない親族がいる場合は、戸籍で範囲と住所を確かめる必要があります。
費用を誰がどう負担するか
費用負担に法律上の決まりはなく、承継者が負担するか、親族で分けるかを先に話し合っておく必要があります。
この3つは、ご相談の際に一緒に確認します
お墓の所在地と名義、親族の顔ぶれ、連絡の取れない方の有無をお知らせいただければ、誰に何をどう伝え、どの順番で進めるかを整理します。
必要な部分だけを頼むことで、費用を抑えて進めることもできます
④フジ行政書士事務所にお任せいただけること
| お任せいただけること | 内容 |
|---|---|
| 関係者の確認 | 戸籍や戸籍の附票で、親族の範囲と住所を確認します |
| 説明の書面づくり | 理由・時期・移す先・費用をまとめた通知の書面を作ります |
| 改葬許可の申請 | 申請書の作成から申請まで行います |
| 全体の段取り | お寺・石材店・新しい納骨先との日程を組み立てます |
料金
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 個別の書類作成 | 20,000円〜 |
| ライトサポート / スタンダードサポート | 35,000円 / 55,000円 |
| フルサポート | 120,000円 |
交通費・郵送費・証明書の発行手数料などは別途実費です。墓石の撤去や新しい納骨先の費用は別にかかります。詳しくはご利用料金をご覧ください。
よくある質問
Q. 親族全員の同意がないと墓じまいはできませんか?
全員の同意は制度上の要件ではありません。ただ、後のトラブルを避けるため、事前に伝えておくことをおすすめします。
Q. 兄が名義人ですが、次男の私が進めても大丈夫ですか?
名義人以外が進める場合は、承諾書や名義の変更が必要になるのが一般的です。ご状況を伺って確認します。
Q. 連絡先が分からない親族がいます。
戸籍などで住所を確かめられる場合があります。必要な戸籍の収集からお手伝いします。
Q. 大阪以外に住んでいても頼めますか?
はい。全国対応で、郵送・オンラインで進めます。
親族が多く、どこから手をつければよいか分からない方は、お墓の所在地と親族の状況をLINEでお知らせください。誰に何を伝えるかから一緒に整理します。
とりあえずLINEで相談する フジ行政書士事務所ホームページ全国対応(大阪・箕面の事務所より郵送・オンラインで対応)
